こんばんは、ウマ公です。
今日も生活に使える応用できる心理学をたとえ話を交えて、
わかりやすくお伝えしていこうと思います。
本日は21つ目【パブロフの犬効果】について、
書いていこうと思います。
あなたはこんな経験ありませんか?
学校や会社で、友人のAさんとBさんが
食べ物の話をしています。
Aさん「あのカツ丼すっごくサクサクで卵がふんわりでさ~」
Bさん「そうだよね~なんだかお腹減って来ちゃったね」
…それを聞いていた自分も
心の中で『おいしそうな話してるな』と思っていました。
続いて2人が会話を進め、
Aさん「そういえば通販ですごくすっぱいんだけど、
おいしい梅干し買ってさぁ」
Bさん「いいなぁ~梅干しって、すっぱいけど
顔くしゃくしゃにして、たくさん食べちゃだよね!」
と、突然おいしい梅干しの話をし始めました。
するとさっきのカツ丼の時とは違い、
なぜか「梅干し」と聞いただけで、唾液がじわーっと
口の中に広がってきて止まらなくなってしまって…
…これって、不思議な心理ですよね。
梅干しと聞くだけで唾液が出てくるという心理学的現象。
つまりは条件反射ということです。
心理学者パブロフは犬を使ってこんな実験をしています。
心理学者パブロフが犬にごはんの時に、
エサを与える前にまずベルを鳴らしてからエサを与える
という行為を行いました。
心理学者パブロフがベルを「チリーン」とならし、
犬が「よだれを垂らし、エサをガツガツと食べる」。
それをしばらく続けていると、学習した犬は「チリーン」と
ベルが鳴っただけで、よだれを垂らすようになりました。
『エサを目にしたから、よだれを垂らした』ではなく、
『ベルが鳴ったから、よだれを垂らした』のです。
つまり『ベルが鳴れば、エサがもらえる』と学習したのです。
心理学ではこの実験を名前の由来として、
心理学用語「パブロフの犬」というものが生まれたのです。
例えば、よく仕事でも私生活でも、面倒なお願いを聞くときに
『これが当たり前になったら困るなぁ…』
という風に思うことってあったりしますよね。
これは心理学の「パブロフの犬」が関係してくる場合もあるので、
同じ条件、同じタイミングなどで行う行動には気をつけてみましょう。
「なんでいつもやってくれるのに、やってくれないの?」と
なってからでは大変ですからね。
また明日も生活に応用できる心理学知識をお伝えしていきたいと思います。