こんばんは、ウマ公です。

 

今日も生活に使える応用できる心理学をたとえ話を交えて、
わかりやすくお伝えしていこうと思います。

 

本日は8つ目【プラシーボ効果】について、
書いていこうと思います。

 

あなたはこんな経験ありませんか?

 

学校で遠足に行くことになり、
正門に集合してバスに乗り込んだ早朝。

 

いつも元気で明るく、おしゃべりなAさんが
隣の席になりました。

 

Aさんは出発時からワイワイと周りの席の人とも話し、
『楽しい遠足なりそうだな』と思っていた矢先…

 

突然、Aさんが黙りこみ始め、うつむき始めました。

 

どうしたのかなと顔を覗きこむと表情も曇り気味…
そしてその雰囲気を察知した先生がやってきて、

 

「どうしたの?Aさん。具合でも悪くなっちゃった?」と聞くと、
Aさんはひと言「き、気持ち悪い…」といったその直後、
突然、もどしてしまいました。

 

その後、片付けをし、先生に「今日はクネクネ道が多いからね。
気持ち悪くなっちゃってもしょうがないよ」と言われながら
Aさんが前の席に連れて行かれる、その一部始終を見ていたら…

 

車酔いなんて全くしたことがなく、
自分が車に酔うなんてことは予想だにしていなかったのに、

 

「なんだか自分も気持ち悪くなってきた…」

 

このように普段全く車酔いなんかしなくても、
周りからの「この車に乗っていると気持ち悪くなる」と言った情報が
脳に刷り込まれ、その結果どうなるかというのを
視覚的にも脳裏に刷り込まれていくと、心理学的に不思議と
気持ち悪くなってきてしまったりするのです。
(食事中の方、申し訳ありません・・・)

 

さらに別の例をもう一つ挙げます。

 

ある30人の男女を椅子とテーブルの並ぶ一室に集めて、
目の前に一人一つの紙コップに入った水道水が配られていきます。

 

皆に行き渡ったところで、スーツの男性が表れ、
「これはこれから発売される新製品の水です」ということが伝えられ、
モニターとして試飲に協力してもらうよう指示が出されます。

 

そしてそれを全員が飲み終わった頃に、
ゾロゾロと白衣を着た研究員数名と博士のような人物が
試飲した30人の男女の前に出てきて、

 

「実は…今飲んでもらった水は、飲むと人体に熱を誘発する水です」
と伝えます。

 

それと時を同じくして、30人全員に体温計を配り、
それぞれ体温を計ってもらい、熱があった人は(平熱よりも熱が高い人は)
挙手するように伝えました。

 

その時に「熱がありました」と挙手する人が出てくると、
なんだか「自分も熱っぽくなってきた気がする」と挙手する人が増えたりする場合があります。

 

これは研究員や博士の姿でそれっぽい人がゾロゾロ出てきて、
視覚的に脳に刷り込まれた
「きっと本当に熱の上がる薬に違いない」という心理と、

徐々に周りの人が「私も熱が出た」「僕も熱が出た」という状況が
脳に刷り込まれ「本当に熱の上がっていんだ…自分もそうなるかも」という心理が、

プラシーボ効果に拍車をかけ、
予想以上のプラシーボ効果を生んだ結果となることがあるのです。

「病は気から」というの言葉に似ていますね。

上記の例のように「ただの水が害を成す」という
刷り込み効果が発生するということは
その逆の「ただの水が回復を促す」というのも
存在しえるということです。

この心理学を生活に生かすとすれば、
プラシーボ効果を逆手にとって、

風邪などで病院からもらった薬を
「この薬を医者の言われた通り回数分、ちゃんと飲んでいればあっと言う間に治る」
と繰り返し言い聞かせることによって、

薬の効果にプラスアルファで気の効果も加わり、回復が早まったり、
薬の効果以上の回復が見込める場合もあるということになります。

まぁ当たり前のことなので、それだけでは芸が無いと考えている人は

例えば、「薬はお茶で飲むと効果は普通だけど、
毎回徹底して常温の水で飲むと良く溶けて、
本来の薬の効果が思いっきり発揮されるからすっごく早く治るらしいよ」など、

やや誇張気味のことでも、こういう風な言い回しをされると、
『じゃあ常温の水で必ず飲もう』という気になりますし、それが後々
『常温の水で飲み続けているから、きっとすごい効果になるはずだ!!』と
回復を早めるプラシーボ効果を生むようになってくれるかもしれません。

1日でも早く治したい人は、
まさに『少しでも効果のありそうなものにはすがる思い』でしょうから、
そういった心理から見ても、プラシーボ効果が強く反映されるでしょうね。

他にも「良薬口に苦し」という言葉があるように、

漢方薬などの苦い薬でも「苦ければ苦いほど良い薬なんだよ」と
周りがそういったプラシーボ効果を促すサポートをしてあげると、
効果が出る場合もあるかもしれません。

こういった心理学の方法はよく親が子供に言い聞かせる時に、
古くから無意識に使われているものなので、
よく耳にしたり、目にしたりした経験がある人も多く、
なじみ深いかもしれませんね。

 

また明日も生活に応用できる心理学知識をお伝えしていきたいと思います。